もうどこに行ったかわからない
僕の家からはこんなに小さな空
空の向こう側 世界の向こう側
でも確かにここにいた記憶
いつか僕もそうなる日が来る
人類が認めた歴史的出来事は教訓になり
それが僕等を守ってくれている歯痒さ
それを世界のせいにしないでよ
この世界だって泣きたくもなるよ
だから抗議しないで 争わないで
もう誰かが背負う命はなくていいでしょ
この世界は全ての命を背負って
いつも見上げれば届かない空に
祈れるよう全ての人に見せてくれた
親の顔も知らない
生まれた場所も知らない
それなのに見ず知らずの
命を抱えて走ってるのに
この世界だって息抜きしたくなるよ
365日稼働日数分の給料は誰が払った
声が聴こえなくなったら心を傷め
怪我して大泣きして 誰でもあったでしょ
そのたった一日を
僕は責めることは出来ないよ
君と世界が残してくれた
僕の人生全ての歴史的瞬間
だから今度は一緒に
空の向こう側で
世界の向こう側で
君と出会った時の
歴史的瞬間を