期待したから乗り越えられなくなった
期待したから心が擦り切れていった
期待されたから裏切れなくなった
それが足枷になったら世話ないな
君から教わった僕の根底にあること
立ちはだかる困難は無理をして登るな
その困難は潜ればいいだけだ
僕が困難と呼んだ困難はいつも形を変え
決まって過去の困難よりも大きなものに
そしていつも過去をこんなものかと嘲笑い
そうやって潜り抜けてきた年月が
僕を創り上げているに違いない
“今”を迎えた僕は人生の傑作
“今”が去った僕は人生の駄作
その繰り返しが付き纏う人生なら
僕が死ぬ瞬間は人生の“最高傑作”