『行方不明』

天秤

怖がることなんてねぇよ 恥じることなんてねぇよ
どうせ消えるまでの人生 消えるまでの苦悩だから

人生とは選択の連続と言うもんだから
苦しむことも傷つくことも自己責任
手に負えない自己責任は他人の手の中

世間と比較 常識と比較
社会の目を見つめたら盲目
人混みに落とした夢の切符

朝日が昇れば足下に流れた僕の心
のっぺらぼうの姿だけが付き纏う
お前は誰だ 名前は何だ もう嫌だ

怖がることなんてねぇよ 恥じることなんてねぇよ
どうせ消えるまでの人生 消えるまでの苦悩だから

いつも見えなくなるまで逃げて
一人になりたくて空高く逃げて
人とは違うと絶望に浸り優越感

壊れた天秤に順番待ちの未来
世間 対 人生なんて価値無し

人に踏みにじられても 夢の切符は捨てるな
人に吐き捨てられても どんな人間になろうと
そこには類い無い美しい世界