『クリスマス』

題名思いつきません

窓の鍵を空けて目を綴じた 今日だけは願い事が一つ叶う日
疑うことなく今も信じている 僕の傷跡を道標に届けてくれる

あの手紙を僕は忘れはしない 批判で患った心を治す治療薬
隙間風が願いを吹き飛ばす 満月がトンネルの出口みたいな夜

泥棒に奪われた笑顔を取り戻す為 『明日から笑えますように』
誰かの願いが僕に不時着したよ 心の隙間に孤独が不時着したよ

誰かの孤独が僕の孤独に 雪のように降り積もったよ
心の隙間に射し込む月影 霜焼けした孤独 それは影法師

真夜中に響く少年の口笛が 虚しく僕の心に不時着したんだ
夜は現実から逃亡する為に 手を伸ばす先は人生の降車口

涙も氷柱になり心に刺さる 夜が終われば積もった孤独も雪解け
迷いながらも命の終着駅へ 満月がトンネルの出口みたいな夜

泥棒に奪われた笑顔を取り戻す為 『明日から笑えますように』
誰かの願いが僕に不時着したよ 心の隙間に孤独が不時着したよ

誰かの孤独が僕の孤独に 雪のように降り積もったよ
心の隙間に射し込む月影 霜焼けした孤独 それは影法師

ため息のように夜に消えた 地球に背を向けて祈った願い

涙を溜めた水溜りに 満月を映し手を伸ばしても
波紋となって消えた 涙は二度と戻ってこない

泥棒に奪われた笑顔を取り戻す為 『満月に行けますように』
満月は長い暗闇の出口 それは僕の入り口